国語の学習について
皆さんこんにちは!
3月も中盤にさしかかり、生徒の皆さんはもうすぐ進級・入学を迎えるという時期になります。
現在ゼミナール21ソクラ住吉校では、三者面談を実施しております。
その中で、お子様に「読解力がない」「国語ができない」という学習の悩みをよく耳にします。
「英語や数学が苦手」という声も多いのですが、それに並ぶぐらい国語も多いです。
僕は小学校~大学受験の国語をこれまで数多く指導してきた経験も元にお話しすると、
国語が伸び悩んでいる生徒さんで共通している特徴が2つあると考えています。
①本文と問題文を飛ばしながら読んでいるために、しっかり読み込めていない。
これは非常に多いです。特に「問題を読み始めて途中で答えを考え始めてしまう」というパターンはよく見かけます。
その結果、「聞かれていないことを答えてしまう」「文末表現や書くべき字数を間違えてしまう」ということになってしまいます。
②語い力を上げることができていない。
これは高校生や大学生、20代以降の社会人にも言えるかもしれませんが、
「知っている言葉の数」「言葉の使いこなす力」が不足していることも特徴です。
国語は私達が普段話す日本語ではありますが、「学校で勉強する国語」や
「受験の国語」は、「日常生活の日本語」とは全く別物だと考えてください。
そのため、例えば「本を読むこと」と「国語の成績が上がること」の関係性は
そこまでないかなと思っております。
もちろん、本を読むのが好きなお子様の方が文章を読むことに対する抵抗が少ないので、
多少は有利になります。
しかし、教科書や入試の文章は普段目にしないような難しい内容が多いので、
結局はいかに「早く正確に文章を理解できるか」「語い力を上げられるか」というのが重要です。
では、どのようにトレーニングすればよいか。おススメの方法は以下の2つです。
① できれば音読をしながら文章を読む・問題を解く練習をする
② 分からない言葉は調べる⇒覚える
英語や数学と同様、継続しなければ効果はでないので、かなり根気がいると思います。
しかし徐々に慣れていけば、習慣にすることもできるので、是非実践していただければと思います。
とても長くなってしまい申し訳ないです(^-^;
今回は国語の勉強法について書きましたが、ゼミナールのスタッフもお子様の学習課題を解決するために日々勉強しております。
このブログでも、少しでも役立ちそうな内容を書いていければと思います!
よろしくお願いいたします。